こんばんは。
前回に引き続き、47都道府県と神社仏閣のお話、
その後編として、「神社」のお話です。
「お寺」が日本一多い県は、「愛知県」でした。
では、「神社」が日本一多い県はどこでしょう??
お決まりですが、是非この機会にみなさんも予想してみてください。
前回に引き続き、5択です。
1、 島根県
2、 三重県
3、 宮崎県
4、 和歌山県
5、 新潟県
みなさん選びましたか??
準備は良いですか??
はい。では、正解は・・・・
出雲大社を有する『1、島根県』
……ではありません!!
島根県というと、出雲大社をはじめ、日本神話の場所ですので、多いイメージですが、
実はそこまで多い県ではありません。
気を取り直して、
伊勢神宮を有する『2、三重県』!
でもありません。
正解は、『5、新潟県』です!
え。
にいがた????ʕ•ᴥ•ʔ
にーがた???????
全国でも「神社県」というイメージないのですが、
これには理由がありそうでして、
明治以降に増え過ぎた神社の統廃合が推奨され、多くの地域では、複数の神社が一つにまとめられていきました。
新潟県はその統廃合が進まず、結果として、
全国で一番の数を残しているのではないかと言われております。
(このような統廃合が進まなかったことはありがたいですが)
全国のランキングです。
1位 新潟県…4,711社
2位 兵庫県…3,867社
3位 福岡県…3,419社
4位 愛知県…3,358社(神社も多い)
5位 岐阜県…3,268社
新潟県が圧倒的で、続いて兵庫県、福岡県、愛知県と古来より人口の多い地域が続きます。
ちなみに、ちなみますが、
出雲大社がある島根県…
31位 島根県…1,173社
伊勢神宮がある三重県…
39位 三重県…850社
天の逆鉾や、高千穂神話のある宮崎県…
45位 宮崎県…676社
熊野大社を有する和歌山県…
46位 奈良県…448社!(沖縄県に次ぐ少なさ!)
という結果でした。
これも理由がありそうでして。
全国的に有名な「伊勢神宮」、「出雲大社」、「熊野大社」などが存在する地域には、神社特有の勧請システムという、本宮などから神霊をお招きする仕組みがあり、信仰エリアの拡大を図っていることから、総本社が強いエリアというのは、むしろ、他の信仰が入りにくいのではないかと考えることもできます。
「お寺」=「愛知県」、「神社」=「新潟県」が最多都道府県となりました!
次回も、おたのしみに〜(してくれる方がいたら嬉しいです)
※参考 令和元年 宗教統計調査
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